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ティーチャーズ ハイランドクリームについて
商品名 | ティーチャーズ ハイランド クリーム |
---|---|
蒸留所 | |
生産地 | スコットランド(ハイランド系) |
種別 | ブレンデットウイスキー |
度数 | 40% |
価格 | 1000~1500円 |
備考 | アードモアモルトをキーモルトに使用。 その他多数のモルトウイスキーを使っており、一般的なブレンデットウイスキーよりもモルト比率が高い |
サントリーが販売している銘柄になります。
ティーチャーズの歴史
スコットランドのグラスゴー郊外で生まれ、幼少期から商いに触れ、事業に品位と信頼が必要だと学ぶ。
1823年に酒税法の改正で税率が下がるのをきっかけに、12歳のウィリアムがチャンスだと思いウイスキーの製造に関わろうと思い立つ。
え、小学校6年生の年齢だよ?
ウイスキーのブレンドを開始。同年、後の妻アグネス・マクドナルドと出会う。
ウィリアム・ティーチャーによる最初のドラムショップ(ワンショットバー)をグラスゴーで開店。
今までにないバー形式で非常に評判。
創業当初からWT(W=ウィリアム・T=ティーチャー)のマークを掲げる。
このWTはハイランドクリームの瓶にも描かれているシンボルマークです。
ドラムショップが人気を博し、グラスゴーで20店舗近くに拡大。
ブレンデッドウイスキー「ハイランドクリーム」を誕生させる。
ウィリアム・ジュニアとアダムが「William Teacher & Sons Ltd」を立ち上げ、輸出事業を開始。
最初の輸出先としてニュージーランドに商品を出荷。その後、ヨーロッパやアジアにも拡大。
アダムがアードモア蒸溜所を設立。
不況と増税の影響を受けるも、アメリカの禁酒法撤廃後、再び成長。
英国内でのウイスキー売り上げが100万ケースを超え、特に1980年代後半には第2位に。
「ティーチャーズ50」をインド独立50周年を記念して発売。
今はもう当たり前になっている偉業
ウイスキーの手で抜けるコルク栓。
今はティーチャーズの蓋はスクリューキャップになっているので、この画像はデュワーズ12年です。
ワインと違い何度も栓をするウイスキーの栓がコルク抜きなしに開栓できて、何度も締めなおせるキャップを始めて採用したウイスキーです。
これってこの人らが生み出したの…
ありがとう。めっちゃ便利。
ブレンド内容について
まずはじめに、一般的なブレンデットウイスキーはモルト:グレーンの割合が3:7(モルト比率30%)と言われているが、このティーチャーズは4.5:5.5(モルト比率45%)を言われています。その影響で、強い香り立ちやコクのあるうまさに仕上がっている。
そのモルトの中で、多くを占めているのは、アードモア蒸留所とグレンドロナックを言われておりキーモルトの割合的にはアードモアのほうが多いらしい。
それぞれの蒸留所の大まかな特徴は次のようになっています。
アードモア蒸留所 | スコットランドの東ハイランド地方にある蒸留所。 ピーテッドとノンピーテッドの2種類の麦芽を使っており 優しいスモーキーさが特徴 |
グレンドロナック蒸留所 | スコットランドの東ハイランド地方にある蒸留所。 「シェリー樽のエキスパート」と言われている。 ノンピートでシェリー樽によるフルーティさが特徴 |
レビュー
ストレートで飲んでみた
色に関しては濃いがおそらく着色でついている感じがする。
香りはこの価格帯にしてはすごい香りが立っていおり、第一印象はレーズンパンを開封したときの感じがしました。
飲んでみると、一口目はややスモーキーさを感じましたが、ほとんどの人が苦手じゃない程度のうっすらスモーキー。
二口目はスモーキーさがだいぶやわらかくなった印象でした。
ややアルコールの角があり、アルコールっぽさがあります。
ハイボール用のウィスキーに多いようなアルコール感でした
ロックで飲んでみた
ストレートのときと比較すると、低温になった分香りの揮発がかなり抑えられほぼ無臭に近い。
飲んでみるとかなり別物のお酒感が出るぐらいすっきりしており、ストレートのときのフルーツ系の香りが奥に引っ込んだ。
キリっとしたアルコール感のあるウィスキーになっている。体温で常温に戻るにつれて中程度のスモーキーさが鼻に抜ける。
ロックで飲む前の夕方にパイナップルを食べたので
味覚が落ちてるからあとで飲みなおして修正します!
個人的には、ティーチャーズの良さが失われている気がしていて、ロックじゃない気がする。
ハイボールで飲んでみた
まとめ:この価格帯では強い
備考 | ||
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香り | リンゴ系の香りが強く、ややスモーキー | |
味わい | ||
飲みやすさ | アルコール感があるもののこんなもの | |
価格 | お手軽価格 | |
入手性 | サントリーが持っている会社なので酒屋さんやコンビニで入手可能 | |
コスパ | この価格帯では優れている |
正直、この価格帯でトップレベルで美味しい。
さすがに4000円以上のモルトウイスキーとかとは比べたら、結構劣るけど
2000円以下での中でストレートでこの味は珍しいと思う。
円安の影響で値段は上がっているけど、2年前ぐらいは1000円以下で買えたらしいので
正直1000円以下でストレートで飲めるレベルのウイスキーが少ないので、たぶんティーチャーズが優勝だと思ってる。
体感では、ネットよりもスーパーか酒屋さんのほうが安そう(たぶんドンキが最安)
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