【レビュー】沖縄BLUE59度 カスクストレングス【再販決定】初期ロット飲んでみた

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今回は、2023年4月18日に予約開始された久米仙酒造の沖縄BLUE59度 カスクストレングスが目新しいものだったので即予約しました!
予約販売開始から24時間で完売した初期ロット【限定200本】を入手できたのでレビューします。

この記事は、ウィスキーを樽ごと買って熟成しているぐらいウィスキー好きが書いています。
樽や熟成に関しては他よりも詳しいと思います。
少し気になる点があったので、製造元の久米仙酒造さんに直接やりとりして確認して作成しました。

先に言っておきますが、おいしかったです

スクストレングスは2024/2/19時点でも再入荷はまだのようです。

楽天や久米仙酒造通販ページから購入できます。

目次

沖縄BLUEカスクストレングスについて

基本情報

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商品名沖縄BLUE59度 カスクストレングス
蒸留所?久米仙酒造
生産地沖縄(日本)
種別ブレンデット(グレーン、モルト)
度数59%
価格8,800円
備考グレーンは、お米を使っており
モルトはウェールズ地方のウィスキーを使用

予約特典で、ビーフジャーキーが付いてきました

受賞歴

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2023の洋酒その他部門にて金賞受賞

気になっている点:ウィスキーと言っていいのか

情報で気になる点があったので書き出してみました
飲むのに関係はないのですが、一応です

TWSC2023でもその他に分類されているようにウィスキーとは言えないと当ブログでは扱います。

製造面からどう違うのか

まずは、定義について

ウイスキー 次に掲げる酒類(イ又はロに掲げるものについては、第9号ロからニまでに掲げるものに該当するものを除く。)をいう。
イ)発芽させた穀物及び水を原料として糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの(当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が95度未満のものに限る。)
ロ)発芽させた穀物及び水によつて穀物を糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの (当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が95度未満のものに限る。)
ハ)イ又はロに掲げる酒類にアルコール、スピリッツ、香味料、色素又は水を加えたもの(イ又はロに掲げる酒類のアルコール分の総量がアルコール、スピリッツ又は香味料を加えた後の酒類のアルコール分の総量の100分の10以上のものに限る。)

酒税法第3条第15号

ジャパニーズウイスキーの定義

原材料
原材料は、麦芽、穀類、日本国内で採水された水に限ること。
なお、麦芽は必ず使用しなければならない

製法
製造 糖化、発酵、蒸留は、日本国内の蒸留所で行うこと。
なお、蒸留の際の留出時のアルコール分は 95 度未満とする。
貯蔵 内容量 700 リットル以下の木製樽に詰め、当該詰めた日の翌日
から起算して 3 年以上日本国内において貯蔵すること。
瓶詰 日本国内において容器詰めし、充填時のアルコール分は 40 度
以上であること。
その他 色調の微調整のためのカラメルの使用を認める。

日本洋酒酒造組合

泡盛の大きな特徴は次の4点といえます。
1. 原料に米を使用する。
2. 黒麹菌を用いる。
3. 仕込みは1回だけの全麹仕込みである。
4. 単式蒸留機で蒸留する。

沖縄県酒造組合

この商品は、ウィスキーではなく、ライスウィスキーとなっています

ライスウィスキーとはなにかというと製法上、ウィスキーと言えないため新ジャンル「ライスウイスキー」として発売されました。

作り方の違いは次のようになっており、
沖縄Blueの作り方:麹を使って糖化→ 発酵 → 蒸留→熟成(樽)→瓶詰(出荷)
ウィスキーの作り方:麦芽を使って糖化→ 発酵 → 蒸留→熟成(樽)→瓶詰(出荷)
泡盛の作り方:黒麴を使って糖化→ 発酵 → 蒸留→熟成(かめ、瓶)→瓶詰(出荷)

麦芽を使わずに麹で糖化しているところからウィスキーというよりも泡盛よりの製法になっています。

熟成方法について

このボトルの売り文句の一つに亜熱帯熟成があります。
これはスコッチウィスキーなどの北欧で低温下で熟成しているのに対して、沖縄の高温環境で熟成することによって早く熟成が進むというのは理に適っていると思います。

それは、スコッチウィスキーの熟成でも倉庫の上と下で気温が微妙に違うのですが、その差だけで熟成の進み具合に差が出ると言われているからです。

エンジェルズシェアの量が多そう…
これは面白いと思います!

エンジェルズシェア(天使のわけまえ):樽熟成中に中に入ったウイスキーの量が蒸発によって少しずつ減っていくこと。
スコットランドで年間約2%程度
日本(本州)で年間約3-5%程度

熟成樽の違いについて

久米仙酒造さんに確認したところ、この沖縄Blueシリーズでは、ホワイトオークの新樽を使っているとのことでした。
テイスティングのニュアンスを伝えてるためにバーボン樽のような味わいと表現している部分もあります。

樽の表現について

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説明備考
新樽木材から作った樽バーボンやワインなどに使用
ファーストフィル
(1stFill)
ウィスキー熟成1回目の樽ウィスキー1回目。前の熟成の味や樽の影響が強い
セカンドフィル
(2ndFill)
ウィスキー熟成2回目以上の樽ウィスキー2回目。

多くのウィスキーは、バレル(バーボンの熟成に使った古樽)を使います。ちなみにこのバレルの材質はホワイトオークがほとんどです。
そのため、一般的なウィスキーと沖縄blueシリーズの違いは新樽かファーストフィルの差になります。

新樽はファーストフィルに比べ、かなり樽の香りが移りやすく短期間ではっきりとした味わいが出ます。
(その反面、長期熟成には適さない場合が多いです)

この新樽と亜熱帯熟成で強い香りが出ているのだと思います。

瓶内熟成の謎。

「熟成し続ける」希少な酒質のライスウイスキー

ライスウイスキー『沖縄 BLUE 8年』は、「熟成し続ける」という世界的に希少な酒質を備えた日本国内で業界初のライスウイスキーです。8年熟成の果実を思わせる香りや、40度の度数を感じさせない優しい甘みが特徴の新たなウイスキーです。

https://kumesen.co.jp/product/

ウイスキーは蒸溜酒であり、蒸溜の過程で生物由来の物質がほとんど除去されています。
さらに、高温で蒸溜が行われることで、時間経過による化学反応が起こりにくい状態になっています。
また、アルコール度数が高いため、酵母や乳酸菌、雑菌が繁殖できず、変化が起こりにくくなっています。

ただし、時間経過でウイスキーに起こり得る変化は存在します。太陽光の影響で樽由来の高分子が分解し、香味に変化が生じる可能性があります。また、開栓後は酸化が起こり、アルコール成分や揮発性の高い香味成分が蒸発し、味に変化がもたらされます。アルコール度数が低下することで、「まろやかになった」と感じられる一方で、「コシが抜けた・枯れた」と感じる劣化が生じることもあります。

結論として、完璧に密閉された状態で太陽光を避ければ、ウイスキーはほとんど変化せず、熟成しないと考えられます。

泡盛の熟成は、成分自体が物理的・化学的な変化を経て香味成分に変わることで進み、瓶詰め後も続く特徴があります。これは、泡盛に含まれる多種多様なアルコール類、脂肪酸、エステルなどの成分が独自の熟成プロセスを持つためです。

このことからウィスキーのような蒸留酒よりは泡盛チックなのかなと感じました。

特徴

沖縄に本拠地を置く久米仙酒造がお米を原料にウイスキーへの挑戦をしたものになっています。
お米を原料に作成したウイスキーは過去にSUNTORYから2020年に発売されたTHE ESSENCE of SUNTORY<第4弾>で発売されたライスウイスキーがあるぐらいで非常に珍しいウイスキーです。

一般原料に使われやすい大麦やライ麦、トウモロコシと違い、お米を使うことによりふっくらとしたまろやかな味わいになっています。

ウィスキーの熟成に関しても、倉庫の棚の高さで微妙に違う気温で熟成の速度に影響する世界の中で、沖縄の亜熱帯の比較的高温環境下で熟成されたことにより、ノンエイジですが非常に強く樽の影響を受けています。
樽はよくあるバーボン樽の1stFillになっているので、原料と熟成に関する違いを感じれるのではないでしょうか

キャップがめっちゃくちゃかわいいです!
質感も好きで触り心地が最高です。

レビュー

ストレートで飲んでみた

飲む前の香りの段階ではっきりとした甘さが出ています。
香りは非常に甘く、フルーツ感の強さとバニラの香りがしっかりとしていました。
トロッとしたウィスキーで蜂蜜っぽさを連想させます。

製造過程でピートを使っていないので、癖の強さはなく万人受けする日本人の好きそうなウィスキーだと感じました

口に含むと、カスクストレングスの度数の影響もあり力強さが甘みのあとに芳醇な香りがぶわっと広がります
10年越えのウィスキーで似たシングルモルトがあった気がしますが、どの銘柄だったのかはわからないです。
このカスクストレングスは年数記載はされていませんが、亜熱帯熟成の影響で他のウィスキーの12年とかに負けない香りを持っています。かなり余韻が残ります。

中身は3~5年なんじゃないかと思いますが
長期熟成みたいな香りがしています

ストレートの楽しみ方の一つとして、加水して(水を足して)味の変化を見るというものがあります
このカスクストレングスには相性がいいです。
飲むときには常温の水を準備しておくと楽しみの幅が広がります!

ロックで飲んでみた

ロックにすることによって、香りが控えめになり、より落ち着いた印象を与えます。その結果、お酒本来の味が際立ち、ストレートとは異なる面が見えてきます。

キンキンに冷えた氷が入ったグラスで沖縄ブルーを口に含むと、まずは冷たさが感じられます。しかし、その次の瞬間には、体温によって味が一気に開花し、香りと味の広がりを楽しめます。
さらに、氷が解けていく過程も味わいの一部となり、独特の楽しみ方ができるのもロックならではです。

味に関しては、若干辛めで甘みは控えめ。これにより、沖縄ブルーが持つ独自の味わいがより一層引き立ちます。香りが強いため、飲み物の最後の一杯として楽しむことで、余韻を十分に味わうことができるでしょう。

香りが強いので、最初に飲むよりも最後の一杯に飲んで余韻を楽しむみたいなやり方もありですね

ハイボール

ストレートを口にした段階で”これはハイボールにしたら美味しいやつだ”と感じましたが、カスクストレングスの強みを生かせていないため通常版であればハイボールが美味しいと思います。
カスクストレングスでするのはあまりオススメしません。

もったいなくてできませんでした

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口コミ

※通常のブルーの口コミです。

これは私が受け取った3本目のボトルです。
最初にこのウィスキーを試したのは、娘が父の日のギフトとして贈ってくれた時でした。
初めて口にしたその瞬間、その豊かな風味に驚かされました。
まるで新しい世界が開けたかのような感動を覚えました。
様々な種類のお酒を楽しんできた私ですが、お米を原料としたこのウィスキーの滑らかでマイルドな味わいは、今までに経験したことがありませんでした。この体験を機に、久米仙の泡盛の古酒にも挑戦してみたくなりました。

このウィスキーの独特な風味が魅力的です。初めて口にした瞬間の感動が忘れられず、それ以来ずっと愛飲しています。ウィスキー愛好家にはぜひ一度試してみてほしいと思います。

風味と香りには明らかな違いがあります。沖縄産であるため、泡盛のように強烈な味を想像していましたが、予想外にも滑らかでとても美味しかったです。

まとめ:それなりにウィスキーの飲んでいる人にオススメ

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沖縄BLUEカスクストレングス備考
香り長期熟成に負けない
フルーツの甘さとバニラの香り
味わい蜂蜜のように甘く
お米由来のまろやかさ
飲みやすさ万人受けの味だけど
アルコールが強い分マイナス
価格ブレンデットで
8,800円と高い部類
入手性初回は数量限定
再販の雰囲気はあります
コスパ他のウィスキーと比較すると
平均的以下

飲んで苦手な人はいない一本になっています。
ただ、カスクストレングスの特性上、あまりウィスキーを飲んでいない人にはオススメしません
それなりにウィスキーの飲んでいる人にオススメのものになっています。

亜熱帯熟成の影響か熟成樽の香りが特別強く出ており、原料のお米の効果でまろやかさもあり飲みやすかったです。
ストレートで飲む際は、1滴ずつ加水することで香りの変化を楽しめました。
1ボトルで複数の味が広がるので面白いです。

沖縄Blueを飲んだのは初めてですが、買ってよかったです。

楽天や久米仙酒造通販ページから購入できます。

全部飲むのはもったいないので、8割ぐらいを残して保管しておこうと思います。
保管方法についてもまとめてるので参考にしてみてください

熟成も進むのでひっそり立てて保管しておきます

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ウイスキーと思って購入したが
    ライスウイスキーとは、、、、
    値段も高いし

    10パーのウイスキーに泡盛混ぜた奴
    ウイスキーと名乗れないからライスウイスキーなんだ

    能書見ると分かりにくい

    日本の酒税法?
    甘すぎ タイのウイスキーと同じかね
    カラメルで色つけて焼酎ウイスキー

    これも同じアイデアかガッカリ
    でも知らないければウイスキーと思って飲んでたな
    問題は味だ
    でも味は好みだから
    でも知らなければ買ってないな
    悪徳に引っ掛った感が強い
    知らんけど

  • 確かに詐欺ですね。TWSC2023の金賞🥇を受けったの分野はウイスキー部門ではなく、その他でした。久米仙さんの宣伝はわざわざこの事実を隠し、ウイスキーおよびスピリッツの金賞🥇ですよと宣伝したね。沖縄ウイスキーといっても、ウイスキーの定義から逸脱した。香り・味が別として,せめて,ジャパニーズウイスキーとして認定されていません。

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